子宮筋腫と不妊症と鍼治療

子宮筋腫とは子宮の筋肉が塊になってしまうもので、悪性のものではありません。痛みや出血など、生活に支障がない限り、特に処置もしなくていいものです。

 

私の場合、この子宮筋腫、たった1センチ半のものでしたが、20代の頃に卵管の真上にできてしまいました。そして、たったその1センチ半は卵管を潰してしまうには十分な大きさで、片方の卵管は妊娠するためには機能しないものとなってしまいました。

 

幸運にも、もう一つの卵管のおかげで数年の不妊の結果、子供を授かることができましたが、その後はそのような運にも恵まれず、妊娠適齢期はどんどん過ぎて行きましたが、一人の子供でも授かれたことでも奇跡でありがたいという気持ちで満足です。

 

この半年ほど、常に生理痛のようなお腹の痛みや不快感を感じ受診したところ、その子宮筋腫は3倍の4センチ半になっていました。それでも悪さをするものではないので、特に処置は必要ないのですが、痛みがあることから、選択肢は3つでした。

 

1ーホルモン剤投与で生理を止める

2ー手術してとる

3ーなにもしない

 

婦人科2箇所を回った結果、治療オファーは同じだったので、とりあえず3を選び、いつもの鍼灸院で相談をしてみると、鍼治療で痛みが取れるレベルまでは小さくできるとのことでした。さっそく鍼治療を始めて半年ほどですが、もう痛みは全くなく、むしろ生理もしっかりと健康な感じになり、「今までもう無理かなと思っていたけど、今なら妊娠できそうな身体になっています。もう一人考えるなら今が最後のチャンスかも」と鍼灸師さんに言われるくらいの状態になりました。

 

年齢的にもう子供はいいかな、と思いますが、不妊で苦しんでいた頃、鍼治療にであっていたら、どうだったんだろう、と思う日々です。

 

全ての人に効果があるわけではないし、子宮筋腫の場所によっては治療しても難しい場合も多々あると思います。でも、私みたいに効果がある人もいるかもしれないので、今日は子宮筋腫と不妊症、そして鍼治療について書き留めてみました。

友だち追加

ご相談はLINE@をお気軽にご利用ください

このサイトは株式会社アイ・ラボCytoSTD研究所の運営サイトです

株式会社アイ・ラボCytoSTD研究所

東京都八王子市下恩方町560-6

Phone:042-652-0750